この記事では、なぜ私が資産運用に取り組むのか、なぜ資産運用に関する情報発信をするのかについてご説明します。
数年前まで資産運用なんて全く興味がなかった私。現在では様々な投資に挑戦中!
「なぜ今、資産運用が重要なのか」、私なりの考えを記載します。
日々の生活に直結しているインフレリスク。つきまとうお金の不安にどう対処する?
いきなりですが、某有名ハンバーガーチェーンのハンバーガーはひとついくらでしょう?
現在は1番ベーシックなハンバーガーでひとつ110円だね!
私が小〜中学生のときは平日65円でした!
当時はデフレ真っ盛りでモノの価格が下がる傾向にあったこともありますが、ハンバーガーの例に限らず、最近でもよく、原料費高騰に伴う食料品値上げのニュースに触れる機会も多いと思います。また、価格は維持しながらも内容量が減ったり小さくなったりしているお菓子や食品・飲料も多数。これらはシュリンクフレーション(ステルス値下げ)と呼ばれ、実質的な値上げを意味しています。
一方で、日本の賃金水準はどう変化しているかというと……。
日本だけ減少傾向……!?
このグラフは1997年時点の賃金水準を100とした場合に、経年でどのように変化しているかを示したデータですが、欧米諸国は軒並み右肩上がりのグラフになっているのに比べ、日本だけ年々落ち込み気味。
このデータが示すのは「欧米諸国は給与が上がっているのに、日本は給与が上がるどころか下がっている」ということ。そして冒頭触れたインフレ傾向と合わせて考えると、「給与は上がらないのに、モノの価格は上昇している」ということ。震えますね。
この傾向が続くと、仮に数百万から数千万の資産を頑張って貯めたとしても、ただ貯金用の普通口座にあるだけでは、年々そのお金を使って買えるもの・サービスは減少していくことに。すごく極端な例ですが、給与は変わらないのにハンバーガーひとつ1万円になったら死活問題ですよね。
私はこれから子どももほしいし、家族には栄養あるご飯を食べてほしい、贅沢はできないけれど一緒に様々な経験を重ねていきたいと考えた際に、会社から受け取っている給与をそのまま現金で貯金していくだけではとても不安を感じました。
✔ モノの価値は上がっているのに給与水準は変わらない日本。会社から得られる給与を現金貯蓄しているだけでは、資産の価値は下がる一方。
長寿大国日本。少子高齢化が進む中でこれからの年金制度はどうなる?
日本は健康寿命、平均寿命ともに世界でもトップレベルの長寿大国。一方、「年金制度はいつか破綻する」「年金とは別途老後2000万円が必要である」といったニュースを耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。少子高齢化が進むなかで、日本の年金制度は「胴上げ型から騎馬戦型、そして肩車型へ」変化していくとも言われています。
一方で、年金額の抑制や受給開始年齢の引き上げ、増税分の資金投入、年金積立額の存在等から、「年金制度は破綻しない」という声もあります。
年金制度含め、日本の税・社会保障制度については、いくつかの観点から別途記事にまとめる予定ですが、年金が破綻する/破綻しない双方の意見を踏まえ私が思うのは「自身でコントロールが難しく、これからどう変化していくか未知数なものに、自分の人生を預けるのは怖い」ということ。
選挙に参加することで信頼できる政治家・賛同できる政策に委ねることも大事ですが、それだけではコントロールできないことの方が山ほどあると感じています。それならば、「前提となる制度を理解した上で、不足する部分・未知数な部分については自身でコントロール可能なことで対策をする」方が性に合っていると感じました。
✔ 将来どう改定されるか分からない年金制度に完全依存は危険!制度を理解した上で、不足する部分・未知数な部分は自身で蓄えを!
人生100年時代をどう生きるか、どう生きたいか。
私が投資を始めたのは、上記2つで触れているような「不安への対処」がきっかけだったのですが、実践しながら色々と情報収集・勉強を重ねる中で「FIRE(Finance Independence Retire Early)」という概念を知りました。経済的自立と早期リタイアを指すこのキーワード。近年注目を浴びており、フルリタイアのみならず、労働と資産運用それぞれの収入により実現するサイドFIRE等、実現パターンもいくつかあります。
私が目指すのはサイドFIRE! 社会との接点を持ちつつ、もう少し自分のために使える時間を増やしたい!
IT企業の会社員として勤続10年(ここまで続くとは思っていなかった……笑)。仕事にはやりがいを感じている一方で、会社の業績や意向により時にベストじゃない判断をとらざるを得ないこと、ごく稀ではあるものの人間関係で凄く摩耗することがあること、そして何より自身が自由に使える時間でやりたいことがまだまだたくさんあることから、この先何十年も会社員として働くことに違和感を覚えました。
また、仮に今の働き方を続けたとして、60〜70歳頃まで働き続け、その先20〜30年の人生があるとしても、人生の大部分を会社に委ねること、そしていわば会社に依存した形で、自分自身の力で稼ぐ経験なしにリタイア後の時間を過ごすことは、逆にリスクが高いことのように感じたのです。
✔ 今ある現状を前提とせず、これから先どう生きたいかを第一に考える!
サイドFIREという目標ができてからは、ライフプラン表を作成したり、ファイナンシャルプランナーの資格取得に向けて勉強したり、新しい資産運用にもチャレンジしたりと色々と行動にうつしてきました。試行錯誤ながらも実践を重ねることで結果が出ているもの、視野が広がった部分も多々あります。
「知る」ことで新しい行動につながり、より豊かな将来のために選択肢を増やすことができると信じているので、このブログを通じて、色々と情報発信を行っていこうと思います!
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